初級、中級、上級の3コース共に大変好評の「アクロバット体操」。人気の一つが講師であるYUSUKE先生の厳しく優しいキャラクターにあります。レッスン終了後のミーティングで伺うお話はスポーツに取り組む皆さんと共有したい興味深い内容ばかり。あまりに勿体ないため、先生へご協力いただきこの度連載記事としてお届けできる運びとなりました!!!先生作成のYouTube動画と合わせてお楽しみ下さい。
YUSUKE
アクロバット講師を担当させていただいているYUSUKEです。
本記事では、アクロバット上達のためにバランス感覚を養うためのトレーニングメニューをご紹介します。
本記事では、アクロバット上達のためにバランス感覚を養うためのトレーニングメニューをご紹介します。
バランス感覚が重要な理由
アクロバットは倒立の様に「止まる」技や、バック転の様に「 回転」を利用したものなど、様々な動き方があります。
その全てに共通する大切なポイントが「姿勢」です。
技の準備・形・着地の全てに、実施しやすい姿勢があります。
こうした様々なアクロバットの姿勢を出来るようになるには、 バランストレーニングで感覚を鍛えていくことが大切になってきま す。
ご紹介するトレーニングは、レッスンのウォーミングアップで必ず 行う実施メニューになっています。
※動画URL
どんな人にお勧め?
このバランストレーニングはアクロバットのみでなく、 全てのスポーツ(運動)に活かせるような内容になっています。
また、大人になって「運動する機会が減った」 という方もいらっしゃると思います。 こうした運動不足は下半身の衰えに繋がり、 バランス能力の低下は怪我の可能性も増えていきますので、 バランストレーニングは手軽に実施できる運動不足解消にもお役に 立つと思います。
バランス感覚は、主に4~6歳で向上しやすいと言われています。
私自身の指導経験から、 実際に運動に活かせる能力として成長しやすいのは7~ 12歳の時期です。中学生〜大人であっても「原理を理解」 することや、「回数を重ねる」ことで必ず成長します。
スポーツが大好きな全ての方はもちろん、 私生活に直結する感覚ですので、 バランストレーニングは全ての方にお勧めです。
意識するだけで得するポイント!
バランストレーニングを実施する際に「 ここを意識すると成長のスピードが早くなる!」 のコツを2つご紹介したいと思います。
◆足の裏で地面を掴む!
人は足の裏を地面に付けて立っていますよね?
親指の付け根辺りにある「拇趾球」
小指の付け根辺りにある「小指球」
かかと
この三点に均等な体重を乗せることが、最も取りやすい立ち方とさ れています。
但し、バランストレーニングは片足での実施が多いので、
良く見られる失敗例として「 小指球の方へ体重がたくさん乗ってしまいバランスを取れない!」 という方が多くいらっしゃいます。
そのため、意識的に「拇趾球」 へと体重を集めるイメージを持ってもらうように指導をしています 。
この様に意識をしてもらうと、 足全体の筋肉を利用することができる様になりますので、 バランスを取りやすくなりますし、 感覚的にも気持ちよくなりますので、 成長するスピードが早くなるということになります。
◆重心と重心線
重心とは「自分の体の中心」です。
ここでは簡単に、おへその下辺りだと思ってください。
そして、 重心から地面へとまっすぐ伸ばした線をイメージしてください。
これを「重心線」と言います。
バランストレーニングで片足になった時に、 この重心線と軸足の拇趾球を繋ぐ意識を強く持つと、 バランスを取りやすくなります。
とても重要なコツですので、忘れない様にしてくださいね。
まとめ
バランストレーニングの大切さをお伝えしてきました。
より細かい解説を動画にしていますので、 ご興味のある方は是非ご視聴ください。
※動画URL
アクロバットの技が一つずつ習得できるようになるためには、 その技の特徴を練習することとは別に、 運動の基本をマスターしておく必要もあります。
その一つに「バランス」は欠かせません。 これは全てのスポーツに共通することです。
バランス能力を向上させて、 楽しいスポーツライフを送ってください。
講師プロフィール
YUSUKE
ダンスパフォーマンスチームSPACE ARTは結成22年。
月間で150人以上の生徒を指導。
ダンスパフォーマンスチームSPACE ARTは結成22年。
月間で150人以上の生徒を指導。
スポーツ・体育授業などの運動関連のコンテンツを指導・コーディネート。
ミュージカル・ステージ・MVなどの振付師。行政関係の式典などの演出・構成。
ダンスの技術・思考法を利用してたくさんの方へ「エナジーあふれるライフを!」をお届けするYouTube動画を配信しています。
[SPACE ART Dance TV]
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